2008/05/26

THE NOW-DENIAL from Germany JAPAN TOUR '08

ジャーマン・モダン・ポリティカル・ハードコア/パンク・バンド "The Now-Denial" の7月25日から8月3日まで行われるジャパン・ツアー '08の全日程が正式に決定! (7月28日、福島公演のみ予定)。このPunks Against G8に関連づけて紹介すれば、4月23日のエントリで、彼らの "I Don't Care About Friendly Cops (a.k.a. A.C.A.B.)" を紹介したとおり、彼らは、2001年7月、イタリア・ジェノア反G8抗議での国家と警察によるカルロ・ジュリアーニの虐殺、およびその他大勢の抗議者たちへの大弾圧に対し早々と抗議の意志を示したバンドです。8月1日の大阪公演では、そのジェノアでのAnti-G8が主旨の "Hope vs. Disillusion" - Benefit For The Imprisoned People Of The Genua Protests split 7" を共にリリースしたオランダのSeein Redとの、まさに「Punks Against G8」な共演がなんと実現。Acclaim Collectiveも7月30日に、このツアーのオーガナイザーであり、お互い彼らの作品をリリースしているToo Circle Recordsと共同企画やります。全公演非常に多様な企画が揃いました。お時間のある方はぜひ遊びにきてください。また、ツアー全体のフライヤーの中の彼らの紹介文を、Acclaim Collectiveが書かせてもらいましたので、それもここに掲載しておきます :

THE NOW-DENIAL from Germany JAPAN TOUR '08

SATIRE RECORDS
presents "SALAD DAYS"

7月25日 (Fri) @ 東京・小岩eM 7
open 18:30 / start 19:00 ad
v 1,200yen / day 1,500yen
w/ COSMIC NEUROSE, NK 6, DISCONNEXION, 肘HIDGE,VOMITUK
FOOD : ソヴィエト食堂

info : 03-5622-3520 (eM 7)


CRUCIAL SECTION
presents "UNITED THRASH NIGHT"

7月26日 (Sat) @ 東京・
西荻窪STUDIO UEN 
start 19:00 day only 1,200yen

w/ CRUCIAL SECTION, UNKIND, 輩
YAKARA, REDNECKS, EYESORE
info : 09084607551 (CREW FOR LIFE RECORDS)


SPROUT RECORDS
presents "N
OISE AND LIFE Vol,13"
7月27日 (Sun) @宮城・仙台BIRD LAND STUDIO

open 19:00 / start 19:30 adv 2,000yen / day 2,000yen 

w/ TAKAHASHI GUMI (Tokyo aka Goteborg), ABSOLUTE INTENTION, JUALALAI, OPEN WIDE more

info : 022-223-7926 (BIRD LAND STUDIO)


7月28日 (Mon) @ 福島・郡山PEAK ACTION (予定)

info : 024-991-0533 (PEAK ACTION)

ACCLAIM COLLECTIVE
& TOO CIRCLE RECORDS Presents

7月30日 (Wed) @ 東京・新大久保EARTH DOM

open 18:00 / start 18:30 adv 1,800yen / day 2,300yen
w/ CROW, SCREWITHIN, UNARM, ENCROACHED, ALLIANCE, PRATFALL
DJ : HAND CLAP
info : 03-3205-4469 (EARTH DOM)


DE-CULTURES presents "1.000.000$ NIGHT Vol,5"
7月31日(Thu) @ 神奈川・横須賀PUMPKIN 

open 18:30 start 19:00
adv 1,500yen / day 2,000yen
w/ DE-CULTURES, ECHO, 左廻

info : 046-824-4335 (PUMPKIN)


PUNK AND DESTROY
and TONE DEAF presents
"LOSER'S CONSPIRACY x CAMPAIGN FOR JAPANESE DESTRUCTION"
8月1日 (Fri) @ 大阪・心斎橋PIPE 69 

open 18:00 / start 18:30 adv 1,800yen / day 2,300yen

w/ SEEIN RED (The Netherlands), TONE DEAF, ORGANISM, FEROCIOUS X, MASTERPEACE, WARHEAD

info : 06-6213-5773 (PUNK AND DESTROY)


CLAYSEA
pres
ents "STENCH BRAIN CRUSHER"
8月2日 (Sat) @ 静岡・磐田FM STAGE "STENCH BRAIN CRUSHER"

open 17:00 / start 18:00 adv adv 1,500yen
/ day 2,000yen
w/ CLAYSEA, ENCROACHED, EASIES, THE ROARS, 902, SCATTER BRAINS,
STUPID BABIES GO
MAD
info : 0538-35-9111 (FM STAGE )

ENCROACHED
presents
"I'll shoot the icons Vol,12"
8月3日 (Sun) @ 東京・八王子RINKY DINK STUDIO 2nd

open 18:00 / start 18:30 dayonly 1,300 yen 

w/ ENCROACHED, IDORA, DUDMAN, GROANING GROOVE, KREIGSHOG

info : 042-823-8488 (SENSLESS RECORDS)

The Now-Denial Japan Tour '08に際して

The Now-Denialーードイツ/ミュンスター&ブレーメンをベースに活動するポリティカル・ハードコア/パンク・バンドである。彼らは、2000年後半、Hybris、Enfold、Hocus、Durango 95らのメンバーによって、より激しく怒りに満ちたハードコア/パンクを追求するために結成された。

その後彼らは、2001年7月のイタリア・ジェノバにおける反G8抗議行動において、不当逮捕された抗議者の訴訟費用のためのベネフィットという、非常に重要な側面を持ち、「Hope vs. Disillusion (希望対幻滅)」というタイトルも付けられた、オランダのSeein'Redとのスプリット7"でデビューする。引き続き、2002年
秋に、「Truth is on Fire (真実は燃えている)」と題された1stアルバム、そしてまた次も、そのSeein'Redとのスプリット7"と同様に、今度は、2001年6月のスウェーデン・イェーテボリ (GBG) での欧州連合 (E.U) 会議に反対する抗議行動において、不当逮捕された抗議者の訴訟費用のためのベネフィット・スプリット7" "Hope vs. Disillusion Pt.2 (希望対幻滅・パート2)" を、友人であるドイツのHighscoreと共にリリースする (ちなみに、本作は、The Now-Denialのヴォーカリスト "Soren" のレーベル "Tomte Tumme Tott" および、この文を書いているAcclaim Collectiveの前身レーベル "Repulsive Force" との協同リリース)。

ここまでが、彼らの「初期」と言っていいかもしれない。この頃のサウンドは、90's以降の「あるスタイル」(否定的は意味ではなく) を形作る切っ掛けともなり、その影響は計り知れないーー例えば、Tragedy、From Ashes Riseらのダーク・モダン・ハードコア/パンク・バンドの影響を多分に感じさせるが、すべてではなく、彼らの曲には、重厚なDビートを取り入れた曲もあり、また、メンバー各々の前身バンドが持っていたカオティック/エモーショナルな要素をうまくミックスさせ、まさに「The Now-Denial」と言うしかない独自のサウンドを創り上げている。

そして、この時点で、個人的に彼らの最高傑作であった2ndアルバム "Viva Viva Threatening (恐怖万歳)" を2004年秋にリリースする。このアルバムは本当によく聞いた。タイトル・ソングでもあり、ファースト・ソングでもある「Viva Viva Threatening」から怒りまくりである。よりTragedy、From Ashes Rise的な要素を中心に置き、よりシャープなアグレッションに満ちた全曲捨て曲なしのナンバーには本当に拳を上げずにはいられなかった。

次に、その2ndアルバム "Viva Viva Threatening" から約3年ぶりとなる3rdアルバム "Mundane Lullaby (この世の子守唄)" を2007年秋にリリースする。個人的なことで言えば、自分のレーベルからリリースしているにもかかわらず、2ndアルバム以降は、彼らとほとんど連絡を取っていなくて、彼らのサウンドからも遠ざかっていた。それは、興味が無くなったというわけではなく、精力的に活動していたことはもちろん知っていた。だが、俺の彼
らへの熱は、この3rdアルバムで再燃したと言っていい。以前のTragedy、From Ashes Rise色は薄くなり、よりロッキンかつグルーヴィーになったが、「まだ怒っている」という感情がさらにさらに剥き出しになり、しかも、豊かな表現力もさらにさらに備わり、怒ってはいるのだが、同時に生き生きもしてるのだ。まったく非の打ち所がないというのはこのことで、本当にこのアルバムは完璧なまでに「かっこいい」と言える作品だ。

さらに、これらの作品以外に、彼らは、あらゆるナチ/ファシスト・ミュージックとその活動に反対するドイツのアンチ=ファシスト・コレクティブ/インフォ・サイト "Turn It Down" に対するベネフィット・コンピLP、そして、"Deutschland in Decline" という、ドイツ・パンク/ハードコア・シーンの今をたっぷりと堪能できる顔ぶれ (Burial, Doomtown, Solid Decline, Bombenalarm, 他) が揃ったコンピ7"に参加している。2ndアルバム "Viva Viva Threatening" までの音源をベスト・セレクションしたディスコフラフィーCD "Obey, Adapt, Shut Up And Die" も忘れてはならない。

彼らの作品を手短に紹介してきたが、彼らの歌詞についても言及したい。なぜなら、俺は、彼らのその激しく怒りに満ちたサウンドと同様に、その歌詞にも非常に鼓舞されたからだ。次の言葉は、ヴォーカリストであるSoren自身の言葉である : 「自分が何を欲しているのかは分からないが、俺は、(社会的・人種的・性的) 偏見、社会的圧力、強制的服従と同化し、莫大な期待で導かれている日常生活など欲しくないのだ。」("Hope vs. Disillusion Pt.2" split 7" w/Highscoreより)。彼らの歌詞を一言で言えば、そうした考えや標準を俺たちに課し、俺たちを「生」から引き剥がし続け、観客的な世界を維持しようと目論み続けるこのシステム (以後、「奴ら」) に対しての「復讐」だ。彼らの歌詞を見れば分かるが、それほど奴らに対する立場は鮮明だし、実際に「復讐」という言葉も歌詞に出てくる。しかし、彼らの歌詞からは、いわゆる「復讐」という一般的なイメージから受ける印象以上に、非常に豊かなものを感じるし、彼らにとって「復讐」とは、俺たちが「自分自身」になり、エキサイティングに「生きのびる」ことを、奴らから取り戻すことで、実は「復讐」とはそういうものなのかもしれない。

俺は、彼らの「Truth is on Fire (真実は燃えている)」という曲が大好きだ。現世の「真実」とは一体なんだろうか? 俺たちを抑圧しているものに声を上げることもできず、悲しみや絶望にうちひしがれ、労働し、消費し、単調な人生を生きることが、俺たちの「真実」だろうか? 最後に、その「Truth is on Fire」の歌詞の一部を引用して、この彼らの紹介文を終わりたい :

「Truth is on fire when you start to ask why (真実は燃える。お前が何故を問い始めると。」

The Now-Denial Japan Tour、思う存分楽しんでくれたら嬉しい。俺も存分に楽しみたい。

Written by Kazu / Acclaim Collective (2008.4.27)

Total info :
TOO CIRCLE RECORDS

www005.upp.so-net.ne.jp/toocircle/

toocir@xd5
.so-net.ne.jp
090-3519-4
982

The Now-Denial - Modern Crusade (vienna)


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